歩き方を意識する
歩く速度が速いな~と思う高齢者がいますね。そんな方々は声にもハリがあって元気そうです。
「足の事典」によると・・・
人は加齢とともに歩幅が狭くなるんでそうです。特に70代の女性は加速的に歩幅がせまくなるデータがあります。
なぜか?というと 体の重心線が前後にブレるため、バランスをとろうと体は歩幅を狭くするから。
それにより、、、同じ距離の移動にも余分に時間がかかってしまうのです。
この前後のぶれは ”重心動揺”といい、原因は、脳の”運動ニューロン”の数の減少だといいます。 ∑(゚∇゚|||)
歩幅が狭くなるのは、足腰の機能低下ではなく、脳の老化が原因なのです。つまり、歩幅は脳のエイジングを反映しているということ。運動ニューロンの減少は40歳から始まり、50歳頃には重心のブレが見られるようになります。
大股歩きは若さの証拠!毎日歩幅を広くして脳のアンチエイジングに励みましょう。
データによると、歩くスピード、足を動かす速さは、60歳代後半までほとんどかわりません。歩くのが遅くなったと感じたら それは! 脳の老化のサイン。 意識して大股で歩きましょう。それだけで 「脳の老化防止」になります。
また、入院している間に筋力が低下してしまった時は足首の力もつけたいので 踏みしめるように歩きましょう。心配な方は杖を使います。そんな時は当院でもサポートしているのできがるにどうぞ。
日々老化するからだを 退化させないよう考えている私です。
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