「脳梗塞」とは、動脈硬化などが原因で脳の血管が詰まる病気です。
脳梗塞は突然起こるイメージがありますが、「前ぶれ」がある場合も少なくありません。前ぶれは命に係わる脳梗塞が起こる前のぎりぎりの段階だと考えられていて崖っぷち警報とも言われます。
本人や周りの人が正しい知識をもち、崖っぷち警報に適切に対応することが、脳梗塞の発症を未然に防ぐために非常に重要です。
<脳梗塞の前ぶれ>
脳梗塞の前ぶれのことを「TIA(一過性脳虚血発作)」と呼びます。
脳の血流が途絶えた状態・すなわち脳梗塞のと同じ状態が一時的に起こったことをあらわします。脳梗塞に比べて症状も短時間で治まり、脳細胞の損傷はほとんどありません。
<TIAの症状>
TIAの症状は主に4つ。症状は体の片側だけに現れるのが特徴です。
①体の片側の麻痺やしびれ
片側の腕や脚に麻痺やしびれがおこる
②顔のゆがみ・口元のしびれ
顔の麻痺が強いと、顔の左右の一方がゆがんだり、口元がしびれて左右どちらかの口角が下がったりする
③ろれつがまわらない・言葉が出にくい
「らりるれろ」などの言葉や短い文章があっても、ろれつがまわらなかったり、思うよう言葉が出なくなる
④片側の視野が暗くなる
片側の目だけが、一時的に見えなくなる
これらの症状が1つでもあてはまり、それが比較的短時間で治まった場合はTIAの疑いがあります。TIAを起こした人の多くは、その直後に脳梗塞を発症しているため、直ちに救急車を呼んで専門の医療機関に行くことが大切です。
また、TIAの症状が治まったからといって、そのままほうっておくのは非常に危険です。脳梗塞のは動脈硬化が進行し、火山のように噴火することによっておこります。TIAは本格的に噴火する前に起こる小さな噴火のような状態。ほうっておくと、その後大噴火につながる可能性が極めて高いのです。
一般的には、TIAを起こした人の15~20%が、その後3か月以内に脳梗塞を発症すると言われています。(参考資料:今日の健康)
私の先輩のお兄様も42歳で脳梗塞になり脳に障害をもったまま生活しています。前ぶれはあったそうです。脳梗塞の発症を防ぐためには、TIAに早く気付いて適切な対応をとることが非常に重要です。一緒に住んでいる人が多い方がいいのはそうだし、若い人が一緒にいれば またそのおかしさに気づき すぐに救急車を呼ぶなど行動してくれるので2世代3世代の同居は◎。
当院の患者さんの中にも・・・遠くに住む母親との電話の会話で、母親の口調に異変を感じ、、、TIAを察知して脳梗塞を回避できた方もいます。家族を守る知識を持っている!!素晴らしい。
☆予防するには知識が必要なんだと感じます。自分のからだの声をよく聞き生活していきましょう。疲れはためない。無理は禁物です。
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