台風とぜんそく
先日ぜんそくについて 質問がありました。せきやたんが何週間も続くとやはり心配です。
いつも明け方にせきがでたり、ゼーゼーヒューヒュー呼吸音がしたら すぐに病院で受診すること。数か月 せきが続く場合も 一応 病院で受診することをおすすめします。
ぜんそくは子どもの病気というイメージがあると思いますが 実際はぜんそくの2/3は大人です。大人のぜんそく患者さんのうち4割近くが65歳以上の高齢者です。
<ぜんそくとは>のど・気管・気管支などの空気のとうり道である気道に慢性の炎症が起こっている状態です。
<症状>気道に炎症がおきているため 健康な人より気道が狭くなっています。また、気道の粘膜も過敏です。そこに ダニなどの原因アレルゲンやたばこの煙・冷たい空気といった刺激が加わると 粘膜が過敏に反応し 内腔がさらにギュッと狭くなります。これがぜんそく発作です。
発作が起きると せきやたんが出る・ゼーゼーヒューヒューとのどが鳴る・息切れする・呼吸ができなくなるなどの症状が出ます。
ぜんそく発作の最も多い誘因はウイルス感染・かぜです。
あと 部屋の内外での急激な気温の変。気温が5度下がるとぜんそく発作が起きやすいです。
<子どものぜんそくと大人のぜんそく>
子どものぜんそくの9割はアレルゲンがはっきりしています。大人で分かっているのは6割ぽどで、高齢になると原因が分からない場合が多いです。
(参考資料:症状からわかる病気の本)
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(。・w・。 )日本には様々な四季の変化があり 体調にも深く影響しています。
例えば 台風が近くと 片頭痛・関節痛・腰痛・背中痛・神経痛・ぜんそくの患者さんが多く来院されます。自分の体の特徴を知って どんな気候の時 調子が悪くなるのか。どうするのがベストなのかを考えることは重要です。
最近はセルフメディケーションという言葉を聞くようになりました。セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と世界保健機関(WHO)は定義しています。
('ω')ノ当院は 患者さんと一緒に 患者さんにとってのベストな方法を考えます。
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