認知症の話

治療院の患者さんには、ご家族の介護ごしている方、介護関係を仕事にしている方も多くいらしています。

認知症の介護。。。イメージできるでしょうか？

(◎´∀｀)ノ　じつは私、２０歳位の時ホームヘルパーを仕事にしていました。ヘルパーを選択した理由は、若いうちに介護の勉強をしておけば、お世話になってきた先輩方がもし困った時、必ず役に立てると考えていたからです。

そして・・・いろいろな介護経験をしました。

うんちを壁に塗ってしまうお婆ちゃん。カンシャクもちのお爺ちゃん。徘徊するお婆ちゃん。甘いお菓子をたんすに隠すお婆ちゃん。入浴で迫るお爺ちゃん。宝石が盗まれたと騒ぐお婆ちゃん。。。。当時から、介護は病気との戦いだな～と思っていました。病気が人をこうしてしまうのだと。

認知症の方は「理性」と「本能」のバランスが崩れます。分からないことが多くなっても「人様にしもの世話だけはしてもらいたくない」という方もいれば、「女性にお風呂介助をしてほしい～」という欲望満載のお爺ちゃんもいて。。。笑っちゃう時間もしばしば。波乱万丈です。

(*^-^)　今日このテーマを書いたのは、認知症介護を仕事にしている方と面白い話になったからです。

「認知症はその人本性がでるんですよー。」という話から・・・人はどう生きるか？

認知症施設の中に、かわいらしく人気者のおばあちゃんがいるそうです。となりに座る方が機嫌をそこね、悪態をついていても「私は気にならないの～」と笑う。いつもそんな感じの方だとか。いいですね～　皆に好かれ人気者です。そうかと思えば、認知症になって周りの人の行為を気にし過ぎて、いつもいらいらおこっている人。こんな方もよくいました。残念。本人もまわりもいい気持ちではありません。

いつも楽しそうな認知症の人とその反対の人。本人にかかるストレスも大きいに違いありません。

その話をしていて思ったことは。「自分が認知症になったら」。もちろん認知症にならないよう気を付けるのは前提で。　　　　

認知症になる前にかわいらしい婆ちゃんになっておくこと。そうしたら自分も周りも笑える最期ですから。。。　

いつも快適な生活をおくれる人とは・・・他人に期待することなく自分で楽しみを発見できる人、、、でしょうか。

☆　介護は大変です。支えあう人間関係が心を救います。カイロプラクティックの治療院もその支えになれますように。

　　　
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