甲状腺の病気(バセドウ病)
昨日の「橋本病」は、甲状腺ホルモンの分泌が低下するのに対し、「バセドウ病」は甲状腺ホルモンの分泌が過剰になる病気です。
これらふたつの病気の原因は免疫の働きに異常が生じておこると考えられています。そしてふたつとも、症状が、単なる体調不良で起こるようなものが多いため、病気と気が付くことなく、長い間症状に苦しんでいる人も少なくありません。
ささいな症状であっても長く続く場合はほっておかないことが大切です。 o(;△;)o
「バセドウ病」
若者から高齢者まで、幅広い年代で発症する。
神経や臓器の働きを調整する甲状腺ホルモンが過剰になる病気で、患者さんの8割が女性。
甲状腺はのどぼとけの下あたりにある器官で、甲状腺ホルモンを分泌する。甲状腺ホルモンは、食べ物から吸収した栄養素(ヨード)を分解してエネルギーを得たり、新陳代謝を活発にしたり、神経や臓器の働きを調整するなどの重要な機能がある。
甲状腺ホルモンの分泌が過剰になると、全身の新陳代謝が活発になりすぎて、神経が高ぶったり心臓や胃腸などの臓器の働きが過剰になるため、さまざまな症状が現れる。
主な症状
・暑がる、多量の汗をかく
・食欲が増進する、体重が減少する
・イライラする、感情的になる
・指先が震える、動悸がする
・筋力低下、下痢、月経不順、甲状腺の腫れ、眼球突出 など
*女性の場合特別な病気でなくても起こることがある症状が多く、更年期の症状と間違えやすいので注意。
*症状の現れ方には個人差があるが、多くはいくつかの症状が重なってあらわれる。気になる症状があるときは、内科・内分泌系や甲状腺を専門とする医療機関を受診する。血液検査で甲状腺ホルモンの値とバセドウ病に特有の抗体の有無を調べることで、ほぼ診断可能。
<治療>
治療法は、薬物療法・放射性ヨード治療・手術の3つ。一般的には薬物療法から始められる。
バセドウ病の治療によって妊娠・出産ができなくなると心配する人もいるが、それは誤解。甲状腺ホルモンの分泌が適切に保たれていないほうが早産や流産のリスクが高まるので、きちんと治療を受けること。
<生活上の注意点>
ストレスをためないよう心掛ける。治癒後もストレスがたまると再発することがある。
(参考資料:今日の健康)
☆ストレスをためないよう心掛ける。
みなさんはどうでしょう?自分は今ストレスを感じているのか?いないのか? (`◇´*)(≧ヘ≦)(。>0<。)
難しいところかもしれませんね。
治療院に来る患者さんにも、「かなり疲れていたんですね。」とか「気が付かなかっかけどけっこうストレスを感じていたんですね。」、、、と帰りにおっしゃる方もいます。
。.。.:.。..。.:.。..。.:.。..。.::.。 からだがゆるむことで、気持ちに余裕がうまれ、自分のこころの状態に気が付く。.。.:.。..。.:.。..。.:.。..。.::.。.
家族や仕事・年齢や病気のことでいっぱいいっぱいの時は要注意かもしれません。見えないストレスがかかっている可能性があります。
「自分のこころ」 「自分のからだ」 家族も大切ですが、「自分」も大切だと自覚しておきましょう。 ヾ(´ε`*)ゝ
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