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2013年2月18日 (月)

骨粗鬆症 前編

「うちのお母さんの骨粗鬆症は何をしたらいいの?先生」と聞かれます。

50代以上の方には、「1日に必要なカルシウム量ってなかなかとれないのよねー。」とか。

骨密度にはみなさん興味がありそうです。

誰もが大切にしなければいけない「骨量」。子どもにとっても、大人にとっても大事ですね。
私も施術の最中によく体内カルシウムの話をします。カルシウムの知識はみんなが知っておくべきだからです。


<骨の主なはたらき>・・・成人の場合、全身で約200個あり「からだの屋台骨」といわれる

・体を支える
座ったり、立ったりするとき、体重を支え姿勢を保つ。

・臓器を守る
脳や心臓・肺などの臓器を骨で囲むことで、外部の衝撃から守る。

・血液成分をつくる
骨髄で赤血球・白血球・血小板などの血液成分をつくる

・カルシウムを蓄える
体内に必要なカルシウムの99%は骨と歯にある。血液中のカルシウムは生命維持に欠かせない大切な役割をもち、血液中のカルシウムが不足すると、血液中のカルシウム濃度を一定に保つために骨から少しづつ出ていく。


<骨は新陳代謝している>               (*´v゚*)ゞ コレガ アリガタイ!!!

骨は硬いので変化しないと思っている人も多いが、、、中では絶えず古い骨から新しい骨へと新陳代謝を繰り返している。
これを「骨代謝・骨の再構築(モデリング)」と呼ぶ。
健康な人の骨は 壊す→作る→壊す→作る・・・ という骨代謝のバランスがよいため、強くしなやかな骨を維持できる。
ところが、
・骨の素材となるカルシウムの摂取量の不足
・骨の新陳代謝のバランスを調整する役割をもつ女性ホルモンが不足する
こうなるとバランスがくずれ、骨を作るよりも壊す量のほうが多めになり、やがて骨はスカスカ状態になり骨粗鬆症になりやすくなる。
 

<症状> 骨粗鬆症は加齢だけでなく、食事や運動、生活スタイルなど、長年の生活習慣が大きく影響している!!

骨粗鬆症は、骨に鬆が入り、骨折を起こしやすくなってる状態をいう。サインは、
・背中や腰の痛み/首や肩の慢性的な痛み
・背中や腰が曲がる/背丈が縮む
・しゃみや軽いつまずきで骨折する など


<ポイント>

*更年期で女性ホルモンが減少する前の若いうちに「貯骨」しておく    (*゚▽゚)ノ オカネデホネハカエマセン

*偏食・ダイエットはダメ   (`◇´*)/

*成長期・妊娠前・妊娠中・授乳中は積極的にカルシウムをとる

*更年期になり女性ホルモンが減少したから・・・とあきらめない   
中高年になり 栄養と運動・日光浴をしても・・・残念ながら・・・ピーク時の骨量には戻れません。  Σ(゚д゚;)
しかし!!栄養と運動・日光浴に留意すれば減る速度を遅らせることができます。


☆まさに、骨粗鬆症は若いうちからの「自己管理」にあるわけです。知識が大事ですね。

厳しい言い方になりますが、骨粗鬆症になっている人と長年同じ生活習慣を行なっていれば自分もそうなる確率が高いということです。

骨粗鬆症になっていない人を見習い、長年同じ生活習慣を行なっていればならない確率が高いということ。

未来に向けて正しい「骨代謝」していきましょう!    続きはまた明日    (*^▽^*)/”
 


 


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